コレクション: 深川製磁

1894年(明治27年)創業、佐賀県にある陶磁器メーカー。1900年パリ万国博覧会に深川製磁の創立者深川忠次は、有田焼の代表として参加し、これまでの古伊万里とは違ったデザインアプローチを試みました。中でも伝統的な有田焼の「手わざ」に新しいデザイン工夫を施した2メートル有余の対の冠付大花瓶「染錦金襴手丸紋鳳凰文様」は、最高名誉賞ゴールドメダーユを獲得します。さらに当時アールヌーボーが席巻していた欧州の中で、日本の神秘的な形にシンメトリックな表現を取り入れました。 欧州と日本の美意識を融合させた忠次の意匠帳は、膨大な数になり現在のデザインに継承されています。その後、「富士流水」のトレードマークを付けた深川様式は、パリ、ミラノ、ブリュッセル、ハンブルグとその貿易を加速し世界の陶磁器愛好家のコレクションアイテムとなりました。

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